【神奈川県の高校入試】併願の私立高校に合格してしまうと、公立高校の二次募集をうけることが出来ない!
高校は公立高校に行って欲しいと思っている保護者の方、私も含め多いと思います。
神奈川県では(他県のことはわかりません…)、併願の私立高校に合格してしまうと、公立高校の二次募集を受験することが出来ないんです!
高校は公立に行かせたい!
高校入試は、私立高校と公立高校を1校ずつ受けなければいけないと思っていませんか?
(私は思っていました…)
神奈川県の高校受験は、公立高校よりも先に併願の私立高校の受験があります。
併願の私立高校に合格しても、公立高校を受験することは出来ます。
でも、1度だけ。
公立高校に落ちた場合、公立高校の二次募集を受験することは出来ません。
1つ合格していて、行くところがあるから併願の私立高校に行きましょうというのがその理由です。
併願の私立高校は内申点が届いていればほぼ合格できる!
併願の私立高校は、受験する時点でほぼ合格することが決まっています。
私立高校と中学校の先生とで、願書提出前に受験する生徒について話し合いまでされているので、落ちるはずもないんです。
つまり、併願で私立高校と公立高校を受験する生徒は、
①私立高校⇒合格
公立高校⇒合格
公立高校に入学手続き
②私立高校⇒合格
公立高校⇒不合格
私立高校に入学手続き
このパターンしかありません。
公立高校の二次募集は誰の為?
公立高校には2次募集があります。
私立高校が受かっているとこの2次募集は受験することは出来ません。
では、誰のために公立高校の2次募集があるのでしょうか?
公立高校の2次募集を受験する為に、私立高校を【受験しない】という選択肢があるんです。
中学校の先生も、早めに1つ合格が取れ、卒業後行く高校がある、安心出来る、私立高校と公立高校の併願を進めてきます。
でも、私立高校にはいろいろな事情で通わせられない場合もありますよね。
今年から補助金制度が手厚くなりましたけど、私立高校は制服や体操着教科書代さらに寄付金などなど、全てにおいて公立高校より負担額が大きくなります。
もし、私立高校に通わせることをためらっているなら、私立高校を受験しないということも検討してみても良いと思います。
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公立高校の二次募集の倍率は低い!
上記の理由で、ほぼ公立高校を受験している子は私立高校を併願受験しています。
そのため公立高校の2次募集を受験する子は必然的に少なくなります。
定員割れしている公立高校の二次募集は、倍率が1以下のところがほとんどです。
(受験すればほぼ合格できるということです。)
どんなに行きたい高校でも、受験に合格できるかはわかりません。
もし、残念な結果だった場合は本当に併願の私立高校でいいのかということになります。
私立高校<公立高校
この場合は、私立高校の受験について受験するかどうか、子供も含めて検討してみることが大切です!
子供の高校卒業後のことも含めて考えて行きましょう!