タンパク質(プロテイン)摂りすぎはダメなの?
ダイエットにもトレーニングにも必要なタンパク質(プロテイン)!
何でもそうですが、とればとるほど良いという訳ではないようです。
タンパク質の摂取量の上限は?
ダイエットや筋肉をつくるトレーニングに大切なタンパク質。
目安として健康な人なら
体重×1g
トレーニングしている人は
体重×1.5g
と言われたりしていますが、じっさはどれくらいまでとっていいのでしょう?
厚生労働省が発表している『日本人の食事摂取基準 2015年版』では、
継続的に摂取すると健康障害が発生してしまうリスクが生じる【耐容上限量】が示されていますが、タンパク質には特に上限が設けられていません。
つまり、いくらでもとっていい?
という訳には行かないようです。
では、タンパク質をとりすぎるとどうなるのでしょうか?
タンパク質をとりすぎるとこうなる?
太る
タンパク質を過剰に摂取してしまうと、ダイエットの為に摂取したタンパク質で太ってしまいます。
タンパク質が豊富な食べ物は、カロリーもそれなりにあります。
ダイエットの為にタンパク質をたくさんとろうと思って、結局カロリーオーバーになってしまう可能性もあります。
出来るだけ高タンパク低カロリーなものを選ぶことも必要ですが、やはりとりすぎないことも大切です。
内臓疲労を引き起こす
とりすぎて余ったタンパク質はを分解、排出するために内臓の肝臓・腎臓が必要以上に働かなくてはなりません。
内臓の負担が大きくなり、内臓疲労が起こる可能性が出てきてしまいます。
尿路結石のリスクが高まる
尿路結石の原因の一つとして、動物性タンパク質の摂りすぎがあります。
動物性タンパク質を摂取することによって体内に発生シュウ酸などの物質が発生します。
動物性タンパク質をとりすぎて多く発生したシュウ酸が尿に含まれるカルシウムと結合してしまうと、石のようなかたまりとなって排泄されにくくなり、尿管が詰まる原因となります。
これが尿路結石です。
便秘になり、臭くなる
動物性タンパク質を摂りすぎると、体に吸収されなかったタンパク質が悪玉菌のエサになってしまうのです。
悪玉菌が増えると、腸の運動が弱まり、食中毒菌や病原菌による感染の危険性、発がん性を持つ腐敗産物も多く作られてしまうかもしれません。
腸内に腐敗産物が増えると、口臭や体臭の原因になってしまいます。
腸内環境を悪くしないためにも、タンパク質はとりすぎないようにしましょう!
タンパク質のとりすぎについてのまとめ
やはり、バランス良く食べることが大切です。
ダイエットや筋トレでタンパク質を多く摂取しようと考えている方は、自分の適正量を大幅に超えすぎないようにしましょう!