小学生のプログラミング教育は何をするの?何がおすすめ?

2020年度からプログラミング教育が小学校で必修化になります。


では、実際小学校ではどのようにプログラミング教育をおしえるのでしょうか?


今から準備をするとしたら、何がおすすめなのでしょうか?





プログラミングとプログラミング教育


小学校で必修化になるのは、プログラミング教育です。


プログラミングではありません。


では、プログラミング教育とプログラミングの違いは何でしょう?

プログラミングとは


コンピューターなどに指示を出して動かすこと!


です。

プログラミング教育とは


コンピューターのプログラミングと同じように、


どんなことでも、その物事を動かすために(=結果のために)、論理的に(=順序だてて)説明すること


です。

小学校ではプログラミングを学ぶわけではない?


今の段階では、プログラミング教育の必修化は、言語などを使ってのプログラミングは想定されていないようです。


プログラミング教育必修化は、あくまでも、論理的な考え方を学ぶということ。


なので、どのように取り入れられるかは、小学校によって、先生によって変わってきてしまうということです。



数年前の中学校のダンス必修化と同じ?


数年前、ダンスが中学校で必修化されました。


テレビ等でも取り上げられ、ヒップホップダンスを習う先生に密着していたり、ダンス教室に通う子供達が増えたというニュースも聞きました。


しかし、実際に、今、中学校で行われているダンスは、ヒップホップではなくソーラン節です。


ダンス必修化=ソーラン節


結局、先生が教えやすい物になっていくということです。(我が子の中学校では、ダンス必修化最初から今でもソーラン節です。)

プログラミング教育必修化の前に、実際に今小学校で行われていること


我が子の小学校では、プログラミング(教育)をすでに行っています。


何をしているかというと、タブレットPC(2人で1つ)を使って、スクラッチという教材で実際にビジュアルプログラミングをしています。

※スクラッチとは、アメリカのマサチューセッツ工科大学のメディアラボが開発したプログラミング学習用ソフト(学習用言語)です。
※ビジュアルプログラミングとは、プログラミングの命令をイラストでブロックのように繋げて行うプログラミングです。


どう考えても、先生だってその方が楽ですよね。


今まで教えていた算数や音楽に、プログラミング教育(論理的思考)を取り入れるのは、大変だと思います。


そもそも先生達がそのようには習ってないんですから。



プログラミング教育が始まる前に何をさせるのがおすすめなのか?


これは個人的意見ですが、子供がすごい興味があるという訳では無い限り、プログラミング教室に通わせるなんてことはしなくていいと思います。


それよりも、タブレットPCに慣れていることの方が有利なようです。



2人で1つを使うタブレットPCですが、やはり慣れている子の方が主導権を持ってパッパと動かしてしまいます。


慣れてない子は、急にタブレットを使ってと言われても、なかなか使いこなせませんよね。


なので、もし2020年から始まるプログラミング教育の事が不安なら、タブレットを普段から使わせておくのがおすすめです。


もちろん、プログラミング教育のやり方は、小学校(先生)によって変わってくると思いますので、実際に始まったらまた臨機応変に対応していきましょう!