私立高校の授業料が実質無償化される!?じゃあ、私立高校もありだねとはなりません。

私立高校の学費支援制度。


今までよりは、費用がかからなくなるご家庭も多いとは思います。


でも、私立高校でかかる費用はそれだけではありません。


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私立高校の学費支援制度を受ければ私立高校のお金はほとんどかからない?


チラシの1部です↓↓↓
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中学校の面談で渡されたチラシ


「私立高等学校等の学費支援制度のご案内」


もちろんいろいろなお金がかかる子育て中、返還不要の学費支援はありがたいです。


でも、私立高校でかかるお金は、授業料だけではありません!!!


なんとなく、なんとなくですけど、このチラシを読むと、学費支援するし、そんなにお金かからないから私立高校でもいいんじゃない?


みたいな感じの印象なんです。


いやいや、もし私立高校に行ったら、公立高校よりもいろんな面でより多くのお金がかかるんです!(経験者!)


ちゃんとそこの所を知っていないと、入学してから大変なんです!



私立高校でかかるお金


私立高校は、独自のスタイルの学校が多いので、一概にこれにいくらかかるとは言えません。


なので、公立高校と比べたら高いというものをあげてみます。

  • 制服

…ワイシャツや靴下、靴も指定の場合あり。すべての値段が公立高校より割高(デザイン代?)

  • ジャージ、体育館ばき、上履き

…これも指定。そして高い。

  • 教科書等

…公立高校も有料なのでそれなりにかかる(公立高校でも数万円)が、私立高校の場合プラス参考書や問題集などが含まれてくるのでさらにかかる。

  • 副教材

…公立高校なら手持ちのもので大丈夫だが、私立高校は改めて指定されたものを買わなければならない場合が多い。

  • 設備費

…これは公立高校との大きな差が出る。そもそも設備が良いので仕方ないかな。

  • 寄付金

…1口以上は納めるのが慣例のところが多い。ない私立高校もあり。公立高校は絶対ない。

  • 部活動費

…公立高校・私立高校問わず、強豪なら年間数十万円単位でかかる。私立高校の方が多くかかるのは、設備費とコーチ代。公立高校は、高校の先生が顧問なので、コーチ代はかからない。練習着も統一している所が多いので、それも私立高校の方が割高。




私立高校に通わせる場合は、事前にどのくらい費用がかかるか調べておこう


そもそも高い授業料がほぼかからなくなるというのは大きいですが、入学してからその他の費用に苦しんでしまっては大変です。


公立高校の生徒なら許されているバイトも、私立高校では出来ないことがほとんどです。


その先の未来(大学へ行くこと=大学は年間100万円以上かかります)を考えていた場合、高校であまりお金をかけてしまうのは、得策ではありません。


どうしても行きたい私立高校がある!という場合以外は、良く考えてから決めるようにしましょう!