内側が茶色になっているひき肉や牛肉は食べても大丈夫?
買ってきたばかりのひき肉や、牛肉。
使おうと思ったら、表面はキレイな赤い色なのに、内側や肉が重なっている部分が茶色になっていることありませんか?
これは、傷んでいるわけではないんです!
買ってきたばかりのひき肉や牛肉の内側が茶色になっている原因
注意⚠
これは、あくまでも買ってきたはばかりの新鮮な肉のお話です!
実は、肉は酸素(空気)に触れて赤くなるんです!
つまり、買ったばかりで、カットしてから酸素(空気)にほとんど触れていないひき肉の内側の部分や肉が重なっていた部分は、赤くならずに茶色っぽく見えるのです!
腐っていて変色したものとの見分け方は?
賞味期限に惑わされず、手触りや匂いで確認することも大切です。
が、もし空気に触れていないことで茶色になっている肉なら、しばらく空気に触れさせれば赤くなってきます!
不安な場合は、調理する前に空気に触れさせてみましょう(^^)/
牛肉の赤い色の正体
牛肉の赤い色を作り出しているのはミオグロビンという色素です。
ミオグロビンは酸素を吸収し、オキシミオグロビンへと変化し赤色になります。
その後、さらに酸素を吸収していくとメトミオグロビンへと変化し、また茶色になります!
この変色は、ミオグロビンが酸化をし続けたために起こるものです!
この場合の
赤色→茶色の変化も、腐っているわけではありません。
今日のポイント☆
買ってきたばかりの肉が茶色いと、こんな短時間で腐ってしまったのかとか、ハズレの肉を買ってしまったのかとか、不安になります!
他に腐っている原因や、匂いなどの症状!?がないもので、内側の重なっている部分のみが茶色い肉に関しては、腐っていることが原因ではないので、安心して食べて大丈夫です!